産業機器の販売施工、設置後の契約保守を行うユーザ150名の会社様です。

CSOne導入前は、設置機器と保守契約の管理を、各拠点、担当別に管理しており、どの工場にどの機械が設置されているのか、どの機械が保守契約対象なのか、全社管理ができていませんでした。
そのため、請求漏れや、契約不履行等の問題がたびたび発生していました。
また契約満了日をシステマチックに把握する仕組みもなく、契約更新業務は非常に非効率でした。

当社では、CSOneクラウド版ではなく、専用サーバにインストールするオンプレミス形態での導入を決定しました。
機器・契約管理をするために必要な基本的な機能は、CSOneに実装しているものの、産業機械特有の管理項目が多く、標準CSOneにこれら項目を追加し、管理画面もいくつか追加する必要があったためです。

CSOne導入前にばらばらに管理されていた機器・契約情報に加え、設置工場や顧客情報は同じデータベースの中で一元管理され、全国どの拠点からも閲覧が可能になりました。
サービス不履行や請求漏れの問題を改善するため、本部に専任者を配置し、毎月チェックする運用としました。
また契約更新に関しても、専任者が全国拠点の契約情報を管理することで、CSOne導入前と比較してスムーズに業務運用がなされています。