フィールドサービスの現場では、「配車・スケジュール調整に毎朝1時間以上かかる」「同じ現場に何度も出戻りしてコストがかさむ」「作業報告書の手書きと二重入力で現場担当者が疲弊している」――こうした現場課題を抱えている企業が少なくありません。こうした問題を放置すると、担当者の疲弊・離職リスクが高まるだけでなく、顧客満足度の低下や収益悪化へとつながっていきます。

本記事では、FSM(フィールドサービス管理)システムの導入によって解決できる現場の5つの代表的な課題を、CSOneの実績数値とともに詳しく解説します。導入に失敗しないための3つのポイント、業種別の現場課題パターン、スモールスタートで始められる導入ステップまでを網羅した内容です。「FSM導入を検討しているが、自社の現場課題に本当に効果があるのか確認したい」という方に、ぜひ参考にしていただける内容となっています。

著者: 三溝章義

フィールドサービスDXコンサルタント
製造業・設備保守業のアフターサービス部門のDX推進を専門とし、FSMシステムの導入支援・業務設計に多数携わる。CSOne公式コンテンツの執筆・監修を担当。

【30秒でわかる本記事の要点】

  • FSM導入で解決できる5つの課題(解決事例つき):①配車遅延 ②再訪問多発 ③書類・二重入力 ④定期点検漏れ ⑤ノウハウ属人化
  • 実績数値で証明:AI配車で工数95%削減・移動距離61%減・再訪問率20%↓・報告書7分/件削減・サービス収益11%増など
  • 導入失敗を避ける3ポイント:現場ヒアリング・段階導入・運用ルール策定
  • 業種別課題パターン:製造は「予防保全」、建設・設備保守は「契約管理」、サービス業は「多拠点管理」が重点
  • ROI試算:初期費用0円・月額24,000円〜で年間480時間削減 = 約240万円相当のコスト削減効果

FSM導入前に知っておくべき「現場課題」の全体像

目次

フィールドサービス現場が抱える典型的な5つの課題

製造・建設・設備保守などのフィールドサービス業界では、現場調査を実施するとほぼ必ず以下の5つの課題が確認されます。

  1. 配車・ディスパッチの非効率化:スタッフのスキル・シフト・エリアを手作業で組み合わせる作業に時間がかかる
  2. 再訪問(出戻り)の多発:部品不足・情報不足により同じ現場に何度も足を運ぶコストが発生する
  3. 紙・書類・二重入力による負担:手書き報告書・帰社後のPC入力・別システムへの転記が現場担当者を疲弊させる
  4. 定期点検・保守契約の管理漏れ:Excel管理やベテランの記憶頼りで点検漏れ・有償サービスの無償対応が発生する
  5. ノウハウの属人化による品質ばらつき:特定のベテラン担当者に依存し、人材育成・引き継ぎが困難な状態が続く

これらの課題は単独で発生することよりも、複合的に絡み合っているケースがほとんどです。たとえば「配車が非効率なために再訪問が増え、報告書作業も増加する」という連鎖が生じます。個別の対症療法では根本解決に至らないため、業務全体を一元管理できるFSMシステムの導入が有効です。

課題を放置すると起こる3つのリスク

現場課題を放置し続けた場合、以下の3つの深刻なリスクに発展します。

①現場担当者の疲弊・離職リスク
配車調整・書類作業・二重入力といった非付加価値業務が積み重なることで、現場担当者の業務負荷は慢性的に高い水準に保たれます。「配車作業だけで午前中が終わる」「報告書を書くために残業が続く」という現場の声も多く聞かれます。こうした状態が続くと、優秀な現場担当者ほど先に離職を選ぶ傾向があり、採用・育成コストが増大します。

②顧客満足度(CS)の低下・契約解除リスク
点検漏れ・再訪問の多発・対応スピードの低下は、顧客からの信頼を損ないます。「前回と同じ担当者でないと状況を説明し直さなければならない」「約束した点検日に来なかった」といった体験が重なると、契約解除・競合他社への切り替えにつながります。

③収益悪化・競合優位性の喪失
移動コスト・人件費・燃料費の増加に加え、有償サービスを無償で対応してしまう機会損失も発生します。競合他社がFSMを導入して効率化を進めている中、現場課題を放置しているとサービス品質・コスト競争力の両面で差が開いていきます。こうしたリスクを未然に防ぐためにも、早期のFSM導入が重要です。

FSM導入で解決できる5つの課題【Before/After解決事例・実績数値】

課題①「配車・ディスパッチに時間がかかる」→ AI自動配車で工数95%削減

フィールドサービス業務において最も多く聞かれる現場課題のひとつが、配車・スケジュール調整の非効率です。担当者が毎朝1〜2時間かけてスタッフのスキル・シフト・担当エリアと案件の組み合わせを手作業で行っており、突発的な案件が入るたびにスケジュール全体を組み直す必要があります。この作業は属人化しやすく、担当者が不在の場合は配車が滞るリスクもあります。

CSOneのAI自動ディスパッチ機能では、スキル・シフト・エリアの制約条件と最適ルートを自動計算し、配車作業を数分で完了させます。突発作業の訪問可能日を即座に提案する機能や、定期点検のバルクディスパッチにも対応しており、スケジュールはシステム上で可視化されるため手動での微調整も容易です。

月2,000件・100名のサービスマンを管理する企業での実績として、配車工数95%削減(年間480時間削減)移動距離61%削減(7,300km→4,500km)を達成しています。1管轄エリア150件の点検を管理するケースでも、大幅な工数削減が確認されています。

課題②「再訪問が多発してコストが増える」→ 在庫・機器情報連携で再訪問率20%削減

「必要な部品を持参せずに現場を出戻りした」「機器の型番を確認するために再度訪問した」――こうした再訪問(出戻り)は、フィールドサービス業界の典型的な現場課題です。1回の再訪問には移動時間・燃料費・人件費が発生し、顧客への再調整も必要になるため、信頼低下にもつながります。

CSOneでは設備機器情報・サービス履歴・在庫情報をクラウドで一元管理しており、現場を出発する前に必要な情報と部品をすべて確認できます。また、QRコードスキャンを活用することで、返却機器や使用部品の機器コード入力を効率化し、入力ミスも大幅に削減できます。スマートフォン・タブレットでQRコードを読み取るだけで正確な情報がシステムに反映されるため、現場担当者の手間も最小限に抑えられます。

これらの機能により、再訪問率20%削減を実現しています。初回訪問での解決率が向上し、顧客満足度の改善にも直結します。

課題③「書類・二重入力の負担が大きい」→ タブレット電子化で作業報告7分短縮

手書きの作業報告書を現場で作成し、帰社後にPCへ入力し直し、さらに別のシステムへも転記する――こうした多重入力作業は、現場担当者の大きな負担となっています。書類にミスがあれば最初からやり直しが必要なため、残業や業務効率低下の原因にもなります。また、オフィスに戻らなければ報告できない仕組みは、直行直帰を困難にし、移動コストや拘束時間の増加にもつながります。

CSOneではタブレット・スマートフォンで現場からリアルタイムに作業報告を入力でき、顧客から電子サインを受領することも現場で完結します。入力したデータは後続の見積書・請求書・サービス履歴に自動連携されるため、二重入力が不要になります。音声入力にも対応しており、両手がふさがる作業中でも報告が可能です。作業報告書はワンクリックで顧客へのメール・FAX送信にも対応しています。

実績として1案件あたり平均7分削減(累計1時間削減)を達成し、直行直帰も可能になります。電帳法・インボイス制度に対応した請求書・販売管理も標準機能として利用できます。

課題④「定期点検・保守契約の管理漏れが起きる」→ 一元管理で契約更新率10%向上

「点検スケジュールをExcelで管理しているが漏れが発生する」「保守契約の有無が営業担当者の机の引き出しにある書類でしかわからない」――こうした定期点検・保守契約の管理漏れは、有償サービスを無償で対応してしまう機会損失を生み、場合によってはサービス不履行による顧客クレームにも発展します。担当者ごとに点検基準が異なる属人的な管理では、チェック項目の未確認による手戻りも頻発します。

CSOneでは契約期間・サービスレベル・支払い情報・対象機器・点検計画・点検チェックリストをすべて電子化して一元管理します。点検期限が近づくと自動でアラートが発信されるため、漏れや見落としが大幅に減少します。機種別に点検チェックリストを設定することで作業の標準化も実現でき、新機種が増えるたびにプログラム改修は不要です。

また、設置後の経過期間や機器の稼働状況からリプレース・保守提案のタイミングを自動管理することで、提案機会の損失も防ぎます。これらの機能により契約更新率10%向上を達成しています。

課題⑤「ノウハウの属人化 課題で品質にばらつきがある」→ クラウド履歴共有でサービス収益11%向上

「あの機器はAさんにしか対応できない」「ベテランが辞めたらノウハウが消えてしまう」――ノウハウの属人化はフィールドサービス業界に共通する深刻な課題です。特定のベテラン担当者への依存度が高まると、その方が異動・退職した際に対応できる人材がいなくなり、顧客への対応品質が急激に低下するリスクがあります。担当者によるサービス品質のばらつきは顧客満足度の低下にも直結します。

CSOneではすべてのサービス履歴・機器情報・点検記録・顧客カルテをクラウドで共有し、どの担当者でも過去の対応履歴を参照しながら高品質なサービスを提供できる環境を構築します。施設別・シリアル別の履歴を確認できるため、初めて訪問する現場でも前回の対応内容を把握した上で作業に臨めます。

サービスBOM(部品構成管理)機能では消耗品の交換周期・消耗期限をシステムで管理し、交換タイミングを自動でアラート通知します。翌年度の保全計画表も自動作成され、ベテランの知識を仕組みとして組織に蓄積できます。これらによりサービス収益11%向上を達成しています。

5つの課題 Before/After 一覧表

課題 Before(導入前) After(導入後) CSOne実績数値
①配車遅延 手作業1〜2時間/日 AI自動配車で数分に短縮 工数95%削減・年間480時間削減
②再訪問多発 部品・情報不足で出戻り 事前確認・QRスキャンで初回解決 再訪問率20%削減
③書類・二重入力 紙→帰社PC入力→別システム転記 タブレット1台・現場で完結 報告書作成7分/件削減
④点検漏れ Excel・ベテランの記憶頼み 自動アラートで漏れゼロ 契約更新率10%向上
⑤属人化 ベテラン依存・品質ばらつき クラウド履歴共有で誰でも高品質対応 サービス収益11%向上

業種別「現場課題」のパターンと優先対策

製造業・製造現場の課題:予防保全と稼働率向上

製造現場の課題として最も深刻なのが、設備故障による製造ライン停止のリスクです。故障が発生してから対応する「事後保全」では、停止時間が長引き生産ロスが拡大します。また、設備の保守情報が紙や個人のメモに散在しており、担当者が不在の場合に迅速な対応ができないケースも多くあります。

CSOneのサービスBOM(部品構成管理)機能では、消耗品の交換周期・消耗期限をシステムで管理し、交換タイミングを自動でアラート通知します。翌年度の保全計画表も自動作成されるため、予算計画も立てやすくなります。設置機器の状態をリアルタイムに把握し、故障前の予防交換を実現することで、製造ラインのダウンタイムを大幅に削減できます。機種別の点検チェックリスト標準化により、誰が担当しても一定品質の保全作業を実施できる体制が整います。

建設・設備保守業の課題:契約管理と緊急対応

設備保守業においては、保守契約の更新漏れと緊急対応の遅延が主要な課題です。複数の顧客・複数の設備を管理する中で、契約満了日の見落しや、有償/無償のサービス区分の管理ミスが発生しやすい環境にあります。緊急対応時には、最も近くにいる対応可能な担当者を素早く特定する必要がありますが、手作業では限界があります。

CSOneでは保守契約を一元管理し、契約満了前の自動アラートで更新機会の損失を防ぎます。突発的な緊急対応においても、AI自動ディスパッチが最短ルートと対応可能なサービスマンを即座に特定するため、顧客への迅速な対応が実現します。運送業においても輸送機器・荷役機器のメンテナンス管理にCSOneを活用でき、機器の稼働管理・定期点検・修理対応を一元化することで稼働率を維持できます。契約更新率10%向上の実績は、こうした業種でも高い再現性があります。

サービス業・LLP(物流)の課題:多拠点管理とコスト最適化

食品加工機・厨房機器・ICT機器・マテハン機器など、多業種・多拠点にまたがる機器管理は、フィールドサービス業務のなかでも特に複雑です。担当エリアを越えた案件対応の際に最適な人員を選定するのが困難だったり、複数拠点の在庫状況をリアルタイムで把握できなかったりする課題が多く見られます。システムが分散していることで、集計・報告に余分なコストが発生するケースもあります。

CSOneのクラウド集中管理により、複数拠点の在庫・スケジュール・顧客情報をリアルタイムで一元把握できます。自動ルーティング機能でエリアをまたいだ最適配車も実現し、移動距離61%削減(7,300km→4,500km)の成果を多拠点環境でも達成できます。他拠点への積送中在庫の管理や、シリアル管理・ロット管理にも対応しているため、在庫の所在不明問題も解消できます。

業種別課題パターンと優先施策

業種 主要現場課題 FSMでの優先施策 CSOne対応機能 期待効果
製造業 設備故障・ダウンタイム 予防保全自動化 サービスBOM・保全計画・アラート ダウンタイム削減・収益向上
建設・設備保守 契約漏れ・緊急対応遅延 契約管理+自動ディスパッチ 保守契約一元管理・自動アラート 契約更新率10%向上
サービス・LLP 多拠点管理・高コスト ルーティング最適化 自動ルーティング・在庫一元管理 移動距離61%削減
運送業 機器メンテ・稼働管理 稼働状況モニタリング 機器カルテ・QRコードスキャン 再訪問率20%削減

FSM導入に失敗しないための3つのポイント

失敗パターン①「現場を無視した導入」→ 現場調査・ヒアリングとパイロット運用

FSM導入が失敗するケースの多くは、現場の実態を把握せずにシステムを選定・導入してしまうことです。管理部門や経営層だけでシステムを決定し、現場担当者が使いこなせずに定着しないというパターンが典型的です。実際に「導入したが誰も使っていない」「以前の手作業に戻ってしまった」という声は多く、現場調査なしの導入は失敗リスクが高まります。

導入前に現場調査を実施し、「どの業務に最も時間がかかっているか」「どのような入力形式が現場で使いやすいか」「スマートフォン・タブレットの操作に慣れているか」を詳細にヒアリングすることが重要です。CSOneはノーコードカスタマイズに対応しているため、現場ヒアリングで得た要件を画面項目・帳票レイアウトに反映させることができます。プログラム改修なしで設定変更が可能なため、現場の声に応じた柔軟な調整が実現します。まず小規模なパイロット運用でフィードバックを収集し、改善を重ねてから本格展開することを推奨します。

失敗パターン②「全社一斉展開による混乱」→ スモールスタートで成功事例を作る

FSM導入の失敗事例として多いのが、準備不足のまま全社一斉に展開してしまうケースです。一度に大規模な変更を行うと、現場の混乱・サポートの限界・業務停滞が同時に発生しやすくなります。特にITリテラシーが高くない現場では、一斉展開による抵抗感が定着の障壁となります。

CSOneでは初期費用0円・月額24,000円〜(3ユーザー)という低コスト構造を活かして、最も課題が大きい1部門・1チームからスモールスタートすることを推奨しています。小さな成功事例を数値で証明してから他部門・全社へ展開するアプローチが、定着率を高めます。「配車工数が1日1時間以上削減された」「月次の報告書作成時間が半減した」などの具体的な成果を出してから拡大することで、現場の納得感と積極的な活用意欲が高まります。初期費用がかからないため、まずは試してから判断できる点もスモールスタートを後押しします。

失敗パターン③「入力ルール不在によるデータ不活用」→ 運用ルールの事前策定

FSMを導入してもデータを活用できないケースの多くは、入力ルールが定められていないことが原因です。「誰が」「いつ」「何を」入力するかのルールが不明確なまま運用を開始すると、データの品質が低下し、分析・改善に活用できなくなります。入力漏れ・入力ミスが多発すると、むしろ管理コストが増加する結果にもなりかねません。

導入前に入力項目・入力タイミング・担当者のルールを明文化し、全員が同じ基準で入力できる環境を整えることが重要です。CSOneではノーコード設定で画面項目・入力形式を運用ルールに合わせてカスタマイズできるため、ルールの徹底がしやすくなります。また、QRコードスキャンを活用することで手入力ミスを削減し、データ品質の向上にも貢献します。機器コードや部品コードの入力を自動化することで、人的ミスを大幅に減らすことができます。

FSM導入 失敗パターンと成功のポイント

失敗パターン 主な原因 回避策 CSOneでの対応
現場が使わない 現場無視の機能設計 現場ヒアリング・パイロット運用 ノーコードで現場に合わせてカスタマイズ
効果が出ない 全社一斉展開で混乱 1部門からスモールスタート 初期費用0円・月額24,000円〜で試しやすい
データが活用されない 入力ルール不明確 項目・タイミングの明文化 画面項目をUIで自由設定・QRコードで入力ミス削減

CSOneで実現するスモールスタート導入の3ステップ

ステップ1(導入〜3ヶ月):1部門パイロット運用

最初のステップは、現場課題が最も大きい部門(配車・スケジュール管理が煩雑な部門など)から導入を開始することです。まずは電子報告・AI自動配車の基本機能に絞って運用し、現場担当者がシステム操作に慣れる期間を確保します。タブレット操作・QRコードスキャン・電子サインなど、現場に必要な機能から順番に習得することが定着の近道です。

この段階では現場担当者の声を継続的に収集し、ノーコードカスタマイズで設定を最適化していきます。入力項目や画面レイアウトを現場に合わせて調整することで、操作負荷を下げながら入力データの質を高めます。目標指標として「報告書作成時間30%削減」「スケジュール調整工数50%削減」を設定し、3ヶ月後には数値効果を集計して次のステップへの説得材料とします。

ステップ2(4〜6ヶ月):成功部門拡大と機能追加

パイロット部門での成功事例(具体的な数値)を社内に共有し、隣接部門・関連部門へ展開します。この段階では在庫管理・保守契約管理・顧客カルテ機能を追加し、データの連携範囲を広げます。複数部門のデータが蓄積されることで、エリア全体の配車最適化・移動ルート最適化の効果がさらに高まります。

段階的な拡大により現場の混乱を最小限に抑えながら、効果を確実に積み上げることができます。各部門の責任者が成功体験を持つことで、全社展開への社内推進力も生まれます。この時期の目標として「再訪問率20%削減」「契約更新率10%向上」「データ品質の向上」を設定することを推奨します。

ステップ3(7〜12ヶ月):全社展開と高度活用

全社展開が完了したら、基幹システム連携・API活用・高度なデータ分析へと移行します。CSOneはSAP・Googleカレンダー・Outlookなど様々なシステムとのAPI連携に対応しており、既存のITインフラと柔軟に統合できます。販売管理・在庫管理・顧客管理のフルサイクルを一気通貫で処理できる状態になり、「受付から入金まで」の業務全体の可視化が実現します。

この段階での目標は「移動距離61%削減・サービス収益11%向上・年間480時間削減」の完全実現です。電帳法・インボイス制度に対応した請求書・販売管理も標準機能として活用でき、法令対応コストも削減できます。全社的なデータが蓄積されることで、業種別・地域別の課題分析や、将来の保全計画立案にも活用できます。

CSOneが選ばれる5つの理由

CSOneが多くのフィールドサービス企業から選ばれる理由を、以下の5点にまとめます。

  1. 初期費用0円・月額24,000円〜(3ユーザー)のスモールスタート対応:追加ユーザーは1名あたり8,000円/月、10名利用でも79,800円/月から始められます。サーバー準備も不要なため、初期投資を最小限に抑えてFSM導入の効果を検証できます。
  2. ノーコードカスタマイズで現場に合わせた設定が可能:プログラム改修なしで画面項目・帳票レイアウトをUIで自由に設定できます。現場の声を素早く反映でき、業務の変化にも柔軟に対応できます。
  3. 電帳法・インボイス制度完全対応:電帳法・インボイス制度の要件を満たした請求書・購買管理・販売管理機能を標準装備しています。法令対応のための追加開発コストが不要です。
  4. ISO27001(認証番号:IS 720362)認証で高いセキュリティ保証:クラウドの全レイヤーにわたるセキュリティ対策・バックアップ・バージョンアップ対応をCSOneが担います。IT保守を完全にアウトソースできるため、自社のIT管理コストも削減できます。
  5. ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2020 ベストイノベーション賞受賞 ― 第三者機関が認めた技術力と信頼性
    ASPICアワードは、クラウドサービス・AI・IoTの分野で優れた製品・サービスに贈られる国内屈指の権威ある賞です。CSOneは「フィールドサービスのDX推進」という革新性と、配車工数95%削減・移動距離61%削減など現場で実証された業務改善効果が高く評価され、ベストイノベーション賞を受賞しました。
    受賞後も継続的な機能強化を続けており、産業機械・医療機器・食品加工・ICT・空調・ポンプ・物流など多様な業種・業態での導入実績が積み重なっています。第三者評価と豊富な導入実績が、「本当に使えるFSMか」を検討段階で判断する際の重要な裏付けとなっています。

まとめ:FSM導入で現場課題を解決し、収益性を高める

本記事では、フィールドサービスの現場課題である①配車遅延・②再訪問多発・③書類・二重入力・④定期点検漏れ・⑤ノウハウ属人化の5つと、FSM導入による解決策をCSOneの実績数値とともに解説しました。

改めて実績数値を整理すると、配車工数95%削減(年間480時間)・移動距離61%削減・再訪問率20%減・報告書7分/件短縮・サービス収益11%向上・契約更新率10%向上という具体的な成果が得られています。これらは実際の導入企業で達成された数値であり、スモールスタートから始めた場合でも段階的に近い成果を得ることができます。

FSM導入を成功させるためには、①現場ヒアリングの徹底・②スモールスタート・③運用ルールの事前策定の3点が特に重要です。CSOneは初期費用0円・月額24,000円〜という料金体系で、まず1部門からのパイロット導入が可能です。現場課題の解決と同時に収益向上を実現したい企業は、ぜひ一度CSOneの無料相談をご活用ください。

「自社の現場課題がFSM導入で本当に解決できるか確認したい」
まずは無料相談で現状をお聞かせください。業界・業種に合わせた導入プラン、ROI試算、成功事例をご紹介します。

よくあるご質問

Q1. FSM導入で最も効果が出やすい現場課題は何ですか?
配車・ディスパッチの効率化が最も即効性の高い改善項目です。CSOneのAI自動ディスパッチ機能では、導入後すぐに配車工数95%削減・年間480時間削減という大きな効果が期待できます。次いで、作業報告書の電子化による書類負担の軽減も早期に効果を実感しやすい分野です。

Q2. 中小企業でもFSMを導入できますか?
初期費用0円・月額24,000円〜(3ユーザー)からスタートできるため、中小企業にも最適な料金設計となっています。サーバー準備も不要で、クラウド型のためIT保守コストもかかりません。1部門・数名からのスモールスタートが可能です。

Q3. FSM導入にはどれくらいの期間がかかりますか?
CSOneでは1部門のパイロット運用を3ヶ月で開始し、4〜6ヶ月で成功部門を拡大、7〜12ヶ月で全社展開するロードマップを推奨しています。段階的な導入により、現場の混乱を最小限に抑えながら確実に効果を積み上げることができます。

Q4. 現場のITリテラシーが低くても使えますか?
タブレット・スマートフォンでの直感的な操作に対応しており、QRコードスキャンで機器コード・部品コードの入力も簡単に行えます。手書き入力や音声入力にも対応しているため、ITが苦手な現場担当者でも使いやすい設計です。ノーコードカスタマイズで現場に合わせた画面設定も可能です。

Q5. FSM導入のROIはどのくらいですか?
CSOneの実績として年間480時間の工数削減が確認されています。時給換算で年間約240万円相当のコスト削減効果が期待できます。月額24,000円〜という料金と比較すると、非常に高い投資対効果が得られます。移動コスト削減・再訪問コスト削減・収益向上(11%)を加えると、さらに大きな効果となります。

Q6. 既存の基幹システム(SAPなど)と連携できますか?
CSOneはAPIによる他システム連携に対応しており、SAP・Googleカレンダー・Outlookなどと接続可能です。基幹システムとのデータ連携により、受付から入金までの業務フローを一気通貫で処理できる環境が実現します。

Q7. 電帳法・インボイス制度に対応していますか?
電帳法・インボイス制度の要件を満たした請求書・購買管理・販売管理機能を標準装備しています。追加開発なしで法令対応できるため、対応コストを大幅に削減できます。

Q8. セキュリティ面は大丈夫ですか?
ISO27001(認証番号:IS 720362)を取得しており、クラウドの全レイヤーにわたるバックアップ・セキュリティ対策が万全です。インフラ・ミドルウェアだけでなくアプリプラットフォームもクラウドで管理されており、IT保守を完全にアウトソースできます。

Q9. 定期点検の漏れはどう防げますか?
CSOneが契約期間・点検計画・チェックリストを電子化して一元管理し、点検期限が近づくと自動でアラートを発信します。機種別の標準チェックリストにより作業の属人化も防止でき、誰が担当しても一定品質の点検が実施できます。

Q10. ノウハウの属人化はどうすれば解消できますか?
CSOneのクラウド上でサービス履歴・機器情報・点検記録を共有することで、ベテランSEの知識を組織全体で活用できる体制を構築できます。施設別・シリアル別の履歴参照により、初めて訪問する現場でも過去の対応内容を踏まえた高品質なサービスを提供できます。

株式会社シーエスワン 代表取締役

CSOne Admin (さみぞ あきよし)

業務 ITコンサルティング 業務改革支援 FSM専門家 情報セキュリティ

株式会社シーエスワン|フィールドサービス管理システム「CSOne」提供企業。製造業・保守業務の現場DXを支援。ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2020「ベストイノベーション賞」受賞。ISO27001認証、JIIMA電帳法認証取得。