乗り物保守サービス関連ブログ その3

高速道路でマイカーがエンストした。。。そんな被害者を増やさないためのAI・・


くるま・バスメンテナンス①

2018年8月のある休日、車で家族とともに伊豆に旅行に行ったときのこと。。
保土ヶ谷バイパスをのろのろ運転で進み、横浜町田ICから東名高速に入る手前・・・エンジンが止まった。アイドリングストップ?あわててアクセルを踏むが、反応無し。何回も踏んだが反応無し。乗っていた車はオートマ車だが、なぜか以前乗っていたバイクのエンストの感覚で、ミッション車のごとくギヤをパーキングに入れ、ブレーキを踏みながらエンジンをかけても、当然反応無し。
「・・・!」人生初の、大渋滞の高速道路での車両故障だった。

バックミラーを見ると後続車は次々とウィンカーを出して迂回していく。これはまずいと思い、扉を開けて道路に出て、周囲に頭を下げながら、車を後ろから押す。幸い3車線の一番左を走っていて、更に緊急車両退避スペースがすぐ隣にあったので、真夏35度の中、車を退避スペースに寄せた。

販売店に連絡し、保険会社の連絡先を聞き、保険会社に状況と現在位置を説明。Googleマップとスマホのおかげで、xxICとxxICの間、xxx橋付近というのはすぐにわかった。周囲には特に特徴のある建物がなく、1つ前のICの名前も覚えていないので、スマホがなかったら場所の特定に更に時間がかかった。これも保守メンテナンスにおけるIT活用の一つか?

保険会社からの質問は非常に事細かい。名前、車種、発生事象と現在位置を質問され、更にその後、代車の要否、必要な場合の受け取り場所などを質問されようとしたが、現在位置の質問の後、「先にレッカーのディスパッチをお願いできますか?」と進言。相手の保険会社担当者も要領を得たようで、代車云々の前に電話を切り、レッカー車のディスパッチを行っていただいた。日頃私がお客様と行っている、些細な業務改善ポイント検討の仕事の成果の一つか?と思った。
なにせ気温35度、アスファルトの上、電気系が故障しているので車内は外以上に暑い。加えて渋滞の中、低速で移動している他の車からの冷たい目線、そして同乗していた子供たちはおしっこを我慢してたこともあり、急いでもらわないといけない。

ディスパッチ依頼してからの対応は非常に早く、渋滞の中わずか40分程度でレッカー車が到着した。待機の間、保険会社に改めて電話し、代車の要否、故障車両の入庫場所、今後の手続き等を話している間にレッカー車は到着した。
運転手さんもすごくよい方で、高速道路での故障の場合、通常は最寄りの次の出口で高速を降ろされ、帰宅するためにタクシー又はバスを探すことになるのだが、わざわざ少し足を延ばして南町田の駅まで乗せていただいた。「なぜこんなに早く来れたのですか?」と質問すると、全国にレッカー車の待機場所があるが、丁度前のレッカー作業を終えて付近を走行していたとのこと。それにしても高速渋滞の中40分は、早いと思った。車が故障したことについては不運としか言いようがないが、日本の保険サービスの対応力・スピードはすばらしいと思った。

故障者を自宅付近の工場に入庫し、検査をしてもらった。原因は、電気系の不良、具体的にはバッテリーの寿命とのことだった。バッテリー切れではなく、寿命なので、充電したら動くようになるわけではなく、バッテリーそのものを交換する必要がある。
工場の担当者曰く、電気系は大きく、発電機の故障とバッテリー不良というのがあるらしい。定期点検等で、バッテリー不良はある程度検知できるようだが、発電機の不良は、予見できないものらしい。長ければ車の寿命を迎えるまで故障しないこともあるが、運が悪いと新車を購入して半年で発電機が壊れることもあるらしい。
今回はバッテリー不良なので、せめて壊れる前に、ガソリン残量を示すメーターのようなものがあれば・・・と思ったが、なかなか難しいのであろう。ただ、今回の故障は、半年前に車検を通しているにも関わらず発生しているので、なんのための車検なのか?と思わずにいられない。

マイカーの整備手帳


さてここからが本題だが、もし電気系の不良が発電機に依るものだとしたら、不良を事前に検知できる仕組みはないのか?
整備工場の担当者によると、定期点検などでも予見が難しい車の部品は、発電機以外にもいろいろあり、ラジエーターファン、イグニッションコイル、燃料ポンプなど様々あるらしい。車の発電機の場合、ひと昔前の車であれば、点検の際に中を開けて、中のコイルの摩耗度合い等から、ある程度不良の予測をすることができたらしいが、最近の車は、周囲の機械と一体型になっており、コイル摩耗を判断するために中を開けられない仕組みになっているらしい。

仮に車の構造上、本当に発電機内部を確認することができず、かつ整備担当者の経験からも不良が予見できないものであるとすれば、このような状況を打開する可能性があるのが、人工知能なのかもしれない。
大量の環境変数を人工知能に分析させることで、今まで見つけられなかった不良の法則を、人口知能が見つけてくれ、今回我が家に起こった災難を経験する方が減ることを望む。

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